最近になって薄毛が気になってきたという男性たちに、最初から厳しいことを言おう。
ハゲてしまってからでは、どんな薄毛対策も「手遅れ」になる可能性がある。
手遅れにならないためには、脱毛症の原因を把握したうえで、悪化防止に努める「毛活」を行う必要がある。
ハゲになるのを予防するために、AGA(男性型脱毛症)などによる薄毛や抜け毛を抑制する対策を取ろうというわけだ。
今回の記事では薄毛の原因について調査してみたのでできるかぎり役に立つ情報を紹介していこう。
Contents
男性薄毛の悩み…本気で毛活しないか?
☑なんだか雨に濡れると地肌が目立つ
☑髪をセットすると毛が抜けてくる
☑生え際が後退しておでこが広くなっている
☑だんだんとボリュームのない頭部になりつつある
☑頭頂部が涼しくなってきた…
もしあなたが老化にはまだ早い30代男性で、このような悩みを抱えているのなら、今しか薄毛対策を始めるタイミングはない。
なぜなら、もっと遅い時期から薄毛対策を始めた場合、AGAの進行が原因で毛根が死滅した結果、手遅れになっている可能性があるからだ。
薄毛の原因であるAGAは、男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼ(酵素)が結びつくことで作られるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響によってヘアサイクルが乱れ、髪の毛の成長期が短くなってしまうもの。
男性型と名前は付いているが、女性が発症することもある。
AGAは進行性のもので、最終的には毛根が死滅して頭髪が生えなくなってしまう。
最初に挙げたサインを見逃していると「手遅れ」になりかねないのだ。
毛活とは、薄毛が必要以上に進行して「手遅れ」になってしまわないよう、早めの薄毛対策を取ることだ。
薄毛はAGAだけでなく、さまざまな理由によって起こる。
生活習慣が薄毛の原因となっていないかどうかチェックしたうえで、毛髪や頭皮へのケアを行い、薄毛の進行を少しでも遅らせようというわけだ。
男性薄毛・抜け毛の原因をまとめてみた
では、薄毛や抜け毛の原因として考えられるのは何だろうか。まず挙げられるのが、遺伝的な体質。
過剰な整髪で頭皮がギトギトしているのも、悪影響を与える。
食事や運動などの生活習慣も、薄毛を進行させる原因となり得る。
ストレス発散が苦手だったり、タバコを吸っていたりする人も問題だ。
一方、くよくよしているとハゲやすいという説もあるが、これは本当なのだろうか。
親のせい?遺伝子からしてハゲやすい男
AGAになりやすい体質というのは、確かに遺伝する。DHTの影響を受けやすいかどうかは、遺伝によって決まる側面があるかだ。
とはいえ、父親や父方の祖父が薄毛だったから自分にもその遺伝子が伝わっているのかというと、そう簡単なものでもない。
AGA発症にはさまざまな遺伝子が関係しているが、そのうちの1つは性染色体であるX染色体上に存在しているのだ。
男性のX染色体は100%母親由来のものだから、この時点で父親や父方の祖父からの遺伝という可能性は否定される。
どちらかといえば、母系の遺伝の方が重要になってくるのだ。
整髪のしすぎで頭がギトギトしている男
最近は男性でも髪型に気を配ることは重要となっているが、整髪料を多く付けすぎて頭がギトギトしているのは良くない。
付けすぎた整髪料や付着した汚れが毛穴につまり、毛髪の成長が妨げられる可能性があるためだ。
また、この毛穴に雑菌が感染して炎症を起こすと、抜け毛が増える原因となる。
また、整髪料に入っている合成界面活性剤も問題となってくる。
合成界面活性剤にはたんぱく質を破壊し、頭皮に悪影響を与えるものもあるからだ。
髪の毛を作物とするならば、頭皮は畑のようなものだから、頭皮への悪影響は頭髪に跳ね返ってくる。
髪にボリュームを出すために、パーマをかける人もいるだろう。
問題は、パーマ液にもたんぱく質を破壊する成分が配合されていることだ。
美容師の技量に問題があり、パーマ液が頭皮に付着すると、ダメージを与えかねないためだ。
頭皮への悪影響を軽減するためには、クレンジングシャンプーなどで頭皮を洗浄する必要があるが、シャンプーそのものが別の問題を招きかねない。
詳細については後述する。
暴飲暴食・運動不足で生活習慣が乱れている男
食事や運動も、薄毛とは関係がある。
食事の量が多すぎたり、また必要な栄養が足りない、脂肪分の過剰摂取になったりしているような食生活を送っていると、頭皮の皮脂の分泌量が過多になりかねないからだ。
そもそも頭皮は紫外線が当たりやすく、肌の乾燥防止のために分厚いバリアを張る必要があり、身体全体で最も皮脂の分泌量が多くなっているのだ。
このため、ちょっとしたことでも皮脂が過剰になりやすい。皮脂が増えて毛穴に詰まると、髪の毛の成長の妨げや、頭皮の炎症の原因となりかねない。
食事量が過剰でなくても、運動不足によって肥満していれば、皮脂の分泌量は過剰になりやすい。
また、運動不足の場合は、心肺機能が低下することも問題となる。
頭皮をはじめとする全身の血行が悪化し、毛根まで十分な血液が届かなくなるためだ。
毛母細胞の分裂に必要な栄養素や酸素は血液によって運ばれるため、血行の悪化は毛母細胞の活力ダウンにつながりかねない。
生活習慣がそのまま今の状態を作ってしまっているというわけだ。
ストレス発散が苦手な男
仕事などによって生じたストレスも、薄毛を進行させる原因のひとつとなる。
これは、ストレスによって自律神経のうち交感神経の働きが活発になるためだ。
交感神経はもともと、身体を「攻撃モード」にする役割がある。
怪我をしても体内から失われる血液を減らすため、末梢血管を収縮させて血流を悪化させ、出血量を抑えるのも、戦いの際には大事なことだ。
ただ、これが薄毛にとっては悪い方向に働きかねない。
上でも触れたが、頭皮の血行の悪化は頭髪の成長を阻害し、薄毛を進行させる原因となりかねない。
ストレス発散が苦手だと、この血流悪化を常に抱えていることになる。
結果として髪の毛がうまく成長できず、抜け毛ばかりが増えていくということになる。
未だにタバコをふかしている男
最近はタバコを吸わない男性の方が多くなってきているにもかかわらず、未だにタバコが手放せないという状態の人もいる。
喫煙が健康にとって百害あって一利なしなのは広く知られていることだが、薄毛についても悪影響を与えかねないのだ。
タバコに含まれているニコチンには、末梢血管を収縮させて血行を悪化させる働きがある。
これが髪の毛の成長を妨げることは、前の文章でも触れた通りだ。
今は禁煙外来などもあるから、AGAと一緒に相談してみるといい。
くよくよしている男はハゲやすい?
くよくよしやすいということは、裏返せば常に抱えているということに他ならない。
恒常的なストレスが薄毛対策にマイナスになるのは、上で説明した通りだ。
くよくよしやすい性格の人だと、抜け毛が増えたことでさらに悩みが増え、薄毛が進行するという悪循環を招きかねない。
「悩むとハゲる」という迷信は、根拠ゼロというわけでもないのだ。
くよくよすることは、睡眠不足にもつながる。
髪の毛が伸びる時間帯は、成長ホルモンの分泌量が増える午後10時から午前2時にかけて。この時間帯に熟睡していると、髪の毛の成長力がアップするのだ。
くよくよして睡眠の時間を削られると、髪の毛の成長力をダウンさせることになる。
付け加えると、自己免疫疾患である円形脱毛症も、発症にはストレスが関係しているという説が有力だ。
くよくよしやすい性格が決して悪いとは思わないが、少なくとも薄毛対策という点ではマイナスに働いてしまう可能性が高いとしかいえない。
男性の薄毛の予防と対策とは?ハゲる前にできること
では、薄毛の予防である毛活には、どのような方法があるのだろうか。
まず、頭皮のマイナスとなっていないか、食生活を見直してみよう。
血流や代謝の促進のため、運動を始めてみるのもいいだろう。
禁煙だけでなく、禁酒も薄毛対策には効果的だ。ストレスも、ため込まない方がいい。
上でも少し触れたが、シャンプーを変えてみるのも、薄毛対策のポイントとなる。
育毛・発毛サプリのような商品を摂取してみるのも、おすすめとなる。
食生活を見直す
上でも書いたように、暴飲暴食や脂肪分の摂取過剰は良くないので、摂取量をカットすべきだ。
では、どのような食べ物を摂取すればいいのかというと、頭髪のための栄養素を含んでいるものだ。
具体的にはタンパク質、亜鉛をはじめとするミネラル、ビタミンだ。
タンパク質といってもさまざまな種類があるが、中でもオススメなのはシスチンというアミノ酸が多く含まれているものだ。
髪の毛を作るタンパク質・ケラチンはさまざまなアミノ酸から作られるが、その中でも最も含有量が多いのがシスチンなので、積極的な摂取は毛髪の原料を増やすことになる。
また、タンパク質はアミノ酸に分解されてから吸収され、再び体内でタンパク質に合成される。
このときに必要となるのが亜鉛で、不足しているとアミノ酸がたくさんあってもタンパク質が作れない。
さらに、ビタミンB群がないと毛母細胞が活発に分裂せず、せっかくのケラチンが十分に生かせない。
これらの栄養成分は、どれが欠けてもダメなのだ。
すべてを摂取するためには、バランスの良い食事を取ることが大切になってくる。
運動を始める
上述のように、運動不足は皮脂の分泌量増加だけでなく、心肺機能の低下に伴う血行悪化につながる。
身体をケアするという面から見ても、何らかの運動は始めておきたいところだ。
おすすめは、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動。
ダイエット効果で皮脂の分泌量が抑えられると同時に、心肺機能を鍛えることも期待できるからだ。
逆に筋肉トレーニングのようなタイプの無酸素運動はおすすめしない。
理由については後述する。
禁煙・禁酒をしておく
タバコについては血行悪化の原因となるうえ、身体にも良くないので、可能なら禁煙した方がいいだろう。
禁煙がストレスになるヘビースモーカーも、少しずつ減らしていくのがおすすめだ。
では、アルコールについてはどうだろうか。
実はアルコールを分解するときに、髪にとってなくてはならない亜鉛が消費されてしまうのだ。
結果として髪の必要なケラチンの生成量が減り、薄毛を進行させる結果となりかねない。
ただ、アルコールは少量ならば頭皮をはじめとする全身の血行を促進させ、毛活に良い影響を与えることが期待できる。
禁酒というよりも、節酒すべきだというわけだ。
ストレスをため込まない
ストレスをため込むと、頭皮などの血行悪化につながる。こちらは上で述べた通りだ。
何らかの形でストレス解消を行う必要があり、有酸素運動を勧めたのは、有力な解消法のひとつだからだ。
逆に無酸素運動を勧めなかったのは、運動を行うことでストレスが蓄積し、逆効果となりかねないからだ。
もちろん、ストレス解消は運動だけではなく、さまざまな方法がある。
思いつくだけでも音楽を聴く、大声で歌う、趣味に打ち込む、マッサージを定期的に受けるなどバラエティー豊富だ。
職場にいるときにはストレス解消は難しいが、小休止などでストレスにさらされる状態が続かないようにしてほしい。
シャンプーを変えてみる
上でも少し触れたが、シャンプーが薄毛進行の原因となっているケースもある。
クレンジングシャンプーなど、合成界面活性剤が配合されたものは、洗浄力が強すぎて頭皮に悪影響を与える可能性があるのだ。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使用すると、必要以上に皮脂を洗い流し、油膜のバリアを破壊してしまう。
これによって紫外線などから頭皮を守り切れなくなり、肌が乾燥してフケが増える。
このフケが毛穴に詰まると、頭髪の成長への悪影響や、頭皮の炎症につながりかねない。
シャンプーを適度な洗浄力を持つものに変えると、この問題の解消が期待できる。
おすすめは、アミノ酸系の界面活性剤が配合されたもので、「育毛シャンプー」と呼ばれるヘアケア商品は、ほぼこのアミノ酸系界面活性剤が配合されている。
洗浄力が高くなく、皮脂のバリアを破壊してしまうなど、頭皮環境の悪化を招く可能性が低いためだ。
合成界面活性剤より刺激が低いのも、メリットだ。
シャンプーの後に行うドライヤーも、やり方によっては頭皮の乾燥につながるため、注意が必要だ。
また、洗髪後は頭皮が柔らかくなっているので、血行促進のために頭皮マッサージを行うと毛活の効果がアップすることが期待できる。
育毛・発毛サプリを使ってみる
これだけでは毛活として不十分だと考えるのなら、育毛・発毛サプリと呼ばれる商品を利用して髪にとって良さそうな栄養をラクに摂取してみるのはいかがだろうか。
さまざまな種類の製品が発売されているが、おすすめはノコギリヤシエキスが配合されているものだ。
AGAの進行を食い止めることが期待できるからだ。
ノコギリヤシエキスには、AGAの原因であるDHTの生成を抑える働きがあり、海外の研究だと1日329mgの摂取で、4割の薄毛が改善しているのだ。
サプリには他にも育毛・発毛効果が期待できる成分が配合されているので、気になったら購入してみるのも悪くないだろう。
いずれにしても、毛活にはこれだけの方法がある。
お気に入りの方法を選んで行えばいいが、1日1日、毎日実践していくことが重要になってくる。
男性の薄毛にはさまざまな進行タイプがある
男性の薄毛は、次の3タイプがある。形に違いはあるが、いずれも、AGAの特徴といっていいものだ。
M字ハゲ
額の両端が徐々に後退していき、進行すると生え際がアルファベットの「M」のようになる。
O字ハゲ
つむじ周辺の部分が徐々に薄くなり、アルファベットの「O」の形に広がっていく。
U字ハゲ
額の中心部から徐々に後退し、アルファベットの「U」の形になるように進行していく。
M字とU字は自分自身で簡単に確認できるが、O字は確認が簡単ではない。
AGAは毛活である程度食い止めることができても、年齢が進んで進行すると「手遅れ」になりかねない。
こうした形の薄毛になった場合は「最終兵器」に頼ることも考えなくてはならない。
既に手遅れだった男性毛活の最終兵器
自宅でできる毛活だけでは、既に手遅れという人もいるだろう。
そうした人にオススメしたいのが植毛だ。
また、植毛をするほど薄毛が進行していなければ、AGAクリニックをはじめとする医療機関で薄毛治療を受けてみるのもいいかもしれない。
値段は高いが効果が期待できる植毛
上にも書いたが、AGAが進行すると毛根が死滅して存在しなくなり、髪の毛が生えなくなる。
この部分に髪の毛を生やすことができるのが、植毛なのだ。
問題は値段だ。
合成樹脂製の人工毛を植える人工毛植毛でも数十万円が必要で、自分の後頭部の髪の毛を移植する自毛植毛ならば100万円コースだ。
それでも、手遅れになった部位に髪を生やすことができる唯一の方法だけに、植毛手術を受ける人は後を絶たない。
人工毛植毛と自毛植毛・それぞれのメリットとデメリット
上でも少し触れたが、植毛には人工毛植毛と自毛植毛がある。
こちらについてざっくりと解説していこう。
まず、人工毛植毛は無限に植毛ができるうえ、コストが安いというメリットがある。
デメリットは、頭皮に定着しないので定期的に新しい人工毛を植えるケアが必要になってくることだ。
頭皮に異物を植え込むので、拒否反応のリスクもある。
一方、自毛植毛は自分の髪の毛を植え込むので、拒否反応のリスクはほぼない。
定着率も高く、定着すればその場ですくすくと伸びてくれるのもメリットだ。
ただ、後頭部の髪の毛の数は無限ではないので、植毛できる数に限界があるというデメリットも存在する。
コストがかさむのもデメリットだろう。
ちなみに日本皮膚科学会のガイドラインで推奨されているのは、自毛植毛の方だ。
人工毛植毛については推奨されていないため、実際に行っている医療機関は減りつつある。
クリニックによる発毛治療
AGAの進行を食い止めるためにはDHTを減らす必要があり、DHT生成に必要な5α-リダクターゼという酵素が鍵となる。
AGAクリニックなど専門病院の診療では、内服薬のプロペシアをはじめとするフィナステリド製剤で5α-リダクターゼという還元酵素を抑え、DHTの生成量を減らしてヘアサイクルを正常化することを目的とした治療が行われている。
外用薬のミノキシジルを投与し、頭皮血管を拡張させ、血流を促進させて髪の毛の成長力を上げるという投薬治療も同時に行われることが多い。
さすがに専門の病院が処方した薬だから、育毛剤や養毛剤、ヘアサロン、ヘッドスパなどのスカルプケアと比較すると改善効果は高い。
ただ、身体への負担も大きく、どちらの薬も副作用がある。
特にプロペシアの場合、副作用を発症するとED(勃起不全)になったり、精液中の精子が減少したりするなどの症状が出る。
20代や30代といった若い年齢層にとっては、AGA並みに深刻な悩みとなりかねないため心配だ。
このため、こうした医療機関では副作用が起きないよう、定期的に血液検査などを行っている。
投薬治療で十分な効果が得られなかった場合には、治療薬などを頭皮に直接注射したり、前述の植毛を行ったりしている医療機関もある。
薄毛特有の悩み相談に乗ってくれる、無料カウンセリングを受けることもできる。
薄毛治療は健康保険の適用外でそれなりにお金がかかるので、毛活で思わしい効果が出なかった場合に利用すべきものだろう。
男性の薄毛・抜け毛対策は早めのケアが大切
まとめると毛活という名の薄毛・抜け毛対策は、若いうちから始めるしかない。
年を取ってカツラや帽子のお世話にならなければならないようになってからでは遅いのだ。
そのような状態になると、毛根が死滅しているので、毛活を行っても無意味になるからだ。
特に毛が細い人、体毛が濃い人はケアが重要だ。DHTの影響を受けやすいからだ。
上で挙げた点について注意しながら日常生活を送るとともに、毛活関連情報のチェックにも努めていくべきだろう。
頭皮の状態が悪くて抜け毛が出る?そんな男に朗報
頭がどんどん薄くなる原因のひとつとして毛穴に皮脂が詰まることが原因ということは既に書いた。
皮脂の詰まりを防ぐにはシャンプーで毛穴をキレイにすればいい。
もちろん、シャンプーにもこだわるべきだ。
しかし
その前にやっておくことがある。
それは頭皮をよく温めておくということだ。
よく禿げ上がっている頭の特徴のひとつにテカリがあるだろう。
これは要するに皮脂が詰まる毛穴がどんどん増えているため、毛髪の成長を妨げてしまい、ピカピカになるのだ。
完全に毛穴を詰まらせて、毛髪の成長を妨げないためには毛穴を温めて十分に開かせた状態でシャンプーをするのだ。
頭皮の毛穴を温めるおすすめの方法
頭皮の毛穴を温めるには、ただ単にお風呂で長湯に浸かるとかじゃない。
やり方はレンジで温めるタイプの湯たんぽを使うのが良い。
レンジで湯たんぽを温めたら、毛穴の詰まりそうな前頭部に充てて、頭に湯たんぽを固定する。
最初は少し熱いと感じるくらいでいい。
徐々に熱さに慣れてくる。
20~30分ほど温めたらお風呂でシャンプーをしよう。
脂っぽい肌の場合、ごっそり頭の脂が落ちる感じがあるだろう。
その後はトニックウォーターなどで頭皮のケアをしておく。
こうした頭皮の毛穴ケアをしておくと頭皮の血行が良くなり、毛髪の成長にも期待できるんだ。
頭皮を温めるのはシンプルだが、やる価値はあるからまずやってみよう
前述した育毛・発毛サプリなども併用するのはいい。
ただ、毛穴をしっかり温めて汚れを落とすことで悩んでいた薄毛の改善例も実際にある。
頭皮マッサージも合わせて、頭皮の温熱ケアをぜひ実践してみてほしい。